坂本冬美が和歌山県の「ふるさと大使」に

2008年10月05日 20:36

芸能

坂本冬美が和歌山県の「ふるさと大使」に
黒潮市場でマグロの解体に初チャレンジした坂本冬美
 初めて自分の故郷・和歌山県を舞台にした新曲「紀ノ川」(発売=EMIミュージック・ジャパン)が好調の演歌歌手・坂本冬美(41)が5日、「和歌山県ふるさと大使」に任命され、和歌山市の黒潮市場でマグロの解体に初チャレンジするなど、地元のPRにひと役買った。
 和歌山県知事の仁坂吉伸さん(58)から「和歌山県ふるさと大使」の第1号に任命された坂本は、黒潮市場に約500人の地元ファンや観光客らが詰めかける中、150センチ、70キロという巨体の本マグロ=約70万円相当=に包丁を入れ、見事な解体さばきを披露。

 マグロは大好物という彼女は、自分で解体したマグロを試食しながら「おもいっきり切りましたが、最後の骨のところがガリッと手応えがありました。味はとろけるようで、とてもおいしかったです。 和歌山といえば、みかんや梅干しなどおいしい食べ物がたくさんありますが、その中でもマグロは和歌山を象徴する大きなお魚ですので、『ふるさと大使』の初仕事としては最高でした」と目を細めた。

 また、和歌山市役所を訪れ、大橋建一・和歌山市長(62)を表敬訪問した後、和歌山城で行われた和歌山城天守閣再建50周年記念イベント「城フェスタ」に参加。ミニコンサートを開き、新曲をはじめ、「夜桜お七」「祝い酒」など全5曲を熱唱した。

 デビュー22年目にして初めて故郷を舞台にした作品を歌うことになり、「これでやっと大手を振って和歌山に帰ってくることができます。和歌山には年に3回ぐらい来ていますが、今年はもう5、6回は来ています。帰ってくるたびにワクワクします。和歌山はおいしい食べ物のほかに温泉もたくさんありますし、本当にいいところですので、これからは『ふるさと大使』として全国に和歌山のよさをPRしていきたい」と話していた。
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