他に数本の候補 NHK 「八重の桜」と綾瀬はるかを選んだワケ

2011年06月23日 06:46

芸能

他に数本の候補 NHK 「八重の桜」と綾瀬はるかを選んだワケ
大河ドラマ「八重の桜」でヒロインを務める綾瀬はるか。桜の花に手を添え笑顔を見せる
 NHKは22日、2013年の大河ドラマを同志社大を創設した新島襄の妻八重を主人公とした「八重の桜」にすると発表した。女優の綾瀬はるか(26)がヒロインを演じる。
 3月11日の東日本大震災の発生時には、他に数本の候補作が挙がっていたが、NHKはあえて被災地出身の主人公を選択した。内藤慎介プロデューサーは「“面白いものを作ろう”から“今やるべきものは何か”に変わっていった。折れない心や高い志を描いた作品を東北だけではなく、日本、そして世界の人々に見てもらいたいと思った」と経緯を話した。

 タイトルについては「常に前を向いて真っすぐに生きるヒロインの姿に重ねて、“春は来る”“復興する”という意味で“八重の桜”とした」と説明。人気の綾瀬を起用した理由は「ほわっとした雰囲気の中に筋が通っている。等身大の人が前を向く姿は多くの人の共感を得られると思った」と話した。

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