富田監督 自主製作の長所「最大限に生かしたい」
2012年01月18日 06:00
芸能
山梨県の高校を卒業後、ミュージシャンを目指して上京したが挫折。映画を見まくる日々を過ごすうちに、自分で撮りたい思いを強くしていった。バイトしながら自主製作した「雲の上」(03年)と「国道20号線」(07年)で注目を集め、今作が3作目。不況にあえぐ地方都市が舞台で、移民労働者の現実も交えた“問題作”。「僕らは大手映画会社に対して“インディーズ”。お互いの長所がある。それを最大限に生かしていきたい」と力を込めた。