芦田愛菜 史上最年少受賞!夢は「ピアノ弾ける女優」
2012年01月25日 06:00
芸能
7人の記者に囲まれ、戸惑った様子を見せながらも「素晴らしい賞をいただけてうれしい。もっともっとお芝居の勉強をして頑張っていきたいです」とハキハキと喜びの声を聞かせた。
「阪急電車~片道15分の奇跡~」では、宮本信子(66)演じる老夫人の孫娘役。「うさぎドロップ」では、子供嫌いだった主人公(松山ケンイチ)と同居し、徐々に心を通わせていく少女役を演じた。寂しげな顔を見せたり、愛らしく笑ったり、感情を爆発させて泣き崩れたり、くるくる変わる表情で観客の心をわしづかみにした。
自由自在な表現力で「天才子役」と呼ばれる。でも素顔は小学1年生。読書が好きで「今はエジソンさんを読んでいます。“(天才は)99%の努力と1%のひらめき”というのは、本当にそうなのかな」と屈託ない笑顔を向ける。学校では二重跳びを特訓中。「できる子もいるけど、なかなか、みんなコツを教えてくれない」と、口をとがらせる姿も愛らしい。
将来の夢は「ピアノが弾けて、楽器屋さんをしている女優さんになりたい」。1メートル13のちっちゃな大女優。未来は無限の可能性に満ちている。