“いつかビッグになってやる”園子温監督 次は世界一を
2012年01月25日 06:00
芸能
「日本映画としても異質すぎる“冷たい熱帯魚”を最も正統的な賞と思っていたブルーリボン賞が選んでくれるとは、いい意味で驚いた」と園子温監督(50)は正直に胸の内を明かした。
93年の埼玉愛犬家殺人事件をモチーフに犬を熱帯魚に変えてインパクト十分な映画に仕上げた。米国でのホームレス体験など、長い「沈でん生活」(当人)を経ての今日。「矢沢永吉じゃないけど“いつかビッグになってやる”と思っていた。2年以内に世界のトップに行きたい」の宣言はあながちリップサービスだけではない。目が離せない才人だ。