痴漢取り押さえのご当地アイドル「川崎純情小町☆」人気急騰
2013年07月08日 08:18
芸能
川崎純情小町☆は、JR川崎駅近くで行われた「かわさき地産地消フェア」に登場。5人組だがこの日は1人が欠席し、4人が1人ずつ自己紹介。浅井があいさつすると、集まった約50人のファンからはニックネームの「みーにゃん!」の掛け声が掛かった。
司会者が「お手柄でした」と話題を振ると、浅井は「友人が電車の中で痴漢されたので、その場で取り押さえて駅に着いたときに“降りてください”と言ったんです」と説明。ファンからは拍手が起こり、リーダーの前田沙耶香(年齢非公表)は「いつもは妹キャラだけど、道に迷った時には地図を調べて引っ張ってくれたり、しっかりしている時はしっかりしてます」と明かした。
浅井は6月29日夜、小田急小田原線内で友人の少女(17)に痴漢行為をした男(38)を取り押さえ、登戸駅で駅員を通じ警察に引き渡した。これが翌30日に各メディアで報じられ、取材が殺到。所属事務所によると、グループの公式サイトへのアクセスが一気に増え、イベントへの出演依頼も集まっている。
2011年の結成当初からのファンという川崎市の会社員鈴木敦志さん(40)は「ニュースで知って“でかした、よく頑張った”と思いました。これでファンが増えて、川崎を知ってもらえればうれしい」と声を弾ませた。同市の主婦(29)は「格好いい」と称え、フリーターの男性(38)も「全国的に有名になってくれるのはうれしい」と喜んだ。
浅井は「川崎とグループが有名になってうれしい。いいことをすれば自分に返ってくるんだなと思いました」と笑顔。話題の朝ドラは「私は見ていないけど、母が“ご当地アイドルが頑張ってるよ”と言っていました」。GMT47はNHK紅白歌合戦への出場が注目されているが、七夕の願いも込めて「私たちも紅白を目指します」と意気込んだ。