堺雅人、次回作でも半沢意識!?「やられてなくてもやり返す」
2013年10月03日 14:10
芸能
続編決定に「まずうれしかった」という堺だが、「マンネリにならないようになるべく楽をしないように考えていたが、本が非常に面白くて、楽をしようにもできない。新作ともいっていいぐらい、しんどい。創意工夫とか、全力を尽くすとかとはなるべく遠いところで、現状維持で省エネでいきたい」と独特の言い回しでPRした。
前作同様、堺演じる敏腕弁護士・古美門研介はまくし立てるような早口のセリフが見どころ。かなりのパワーを使う役どころで「セリフを覚えるか、セリフをしゃべるかの毎日。必要以上に頑張らない、疲れますから。役以外ではしゃべらない。笑顔も見せないように。なるべくテンションを下げている」。続編としての辛さもある。「現場でスタッフさんが笑ってくれなくなった。頑張ったのに、シーンとなって傷つきました」と、笑いのハードルが前作より上がっていることに苦笑いを見せた。
クランクインは8月下旬。「やられてなくてもやり返す。身に覚えのないやつにはやり返す。誰かれかまわず、八つ当たりだ!」という半沢の決めゼリフを連想とさせるセリフも用意されている。これには「あれはたまたま似た演出になったと監督とおっしゃってました」と不敵な笑みを浮かべた。
12年4月クールで放送され、第1シリーズは最高14・5%(第8回)を記録した痛快法廷コメディーの続編。オンエア当時は録画再生率が高いことなどでも話題となり、「第50回ギャラクシー賞」を受賞するなど国内外で高い評価を得た。今回も変わり者で破天荒だけど、訴訟で負けたことがないという毒舌な敏腕弁護士・古美門が相棒の黛真知子(新垣結衣)とともに、トラブルや事件をめぐり、法廷で手腕を発揮していく。初回は30分拡大で放送される。