くも膜下出血休養から復帰 星野源「苦しい時に元気もらった」

2014年02月14日 05:30

芸能

くも膜下出血休養から復帰 星野源「苦しい時に元気もらった」
トロフィーを手に笑顔を見せるスポニチグランプリ新人賞の星野源
2013年(第68回)毎日映画コンクール表彰式
(2月13日 ミューザ川崎シンフォニーホール)
 【スポニチグランプリ新人賞】星野源(33)は今月初め、くも膜下出血による休養から復帰したばかり。昨年末に受賞を伝えられた瞬間を「一番苦しい時だった。どうしても家にいるとクサクサしてくる。だから凄く元気をもらえた。これからも頑張ろうって思えた」と振り返った。

 現在、体調は良好で、「K―1など、格闘技のようなもの以外は何でもやっていい」と笑顔。リハビリで始めたジム通いを続けており、以前より体力が上がったくらいだという。映画初主演した「箱入り息子の恋」では、35歳で初めて恋に落ちる物静かな公務員役。恋の力で力強く成長する姿が描かれる。印象に残る場面には、恋人の父役の大杉漣(62)と全裸で対峙(たいじ)するクライマックスを挙げた。「マグマが爆発した場面。でも静かに見える場面もマグマを意識していた」と内面を表す演技に気を配った。

 今後の目標を聞かれると、隣に立つ濱田ここねに目をやり「休んでいたから、いろいろ個人的に宿題がたまっている。分かるよね」と苦笑い。だが「一つ一つの仕事にじっくり取り組みたい。その先に新しい、面白いことがあると思う。面白いアイデアもたまってるん」と新たなスタートに目を輝かせた。
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