デビュー30周年を迎えた歌手荻野目洋子(45)が16日夜、20年ぶりのコンサートを東京・赤坂ブリッツで行った。客席から登場し「みんな、会いたかったよ」とあいさつ。総立ちの約600人に「久しぶり。大人になったね、お互い」と呼びかけた。
12、10、8歳の3女が見守る中、84年のデビュー曲「未来航海―Sailing―」から、新曲「キミとタイムマシン」まで20曲を披露。歌唱力は80年代のままで、ヒット曲「ダンシング・ヒーロー」ではこの日一番の歓声が湧いた。子育てが落ち着き、今後も「全国でライブをやりたい」と語った。