花アンのロケセット一般公開 山梨・韮崎に「花子の生家」
2014年10月18日 12:27
芸能
セットはかやぶき屋根の古風な民家を再現したもので、収録中は花子の出身地、甲府市の民有地にあった。ロケ終了後、山梨県が「観光に生かしたい」とNHK側に打診。移転先を探し、韮崎市が手を挙げた。移転費用は約1千万円で県と韮崎市が半分ずつ負担した。
資料館には市指定文化財「韮崎宿豪商の蔵座敷」が移設展示されており、幼い花子が教会に忍び込み、本を読むシーンの撮影に使われた。市によると、番組が始まってから蔵座敷を見ようと来館者が急増。4~9月に前年同期の約20倍となる約6900人が訪れた。市の関係者は「生家のセットの公開でより多くの人が韮崎を訪れるようになれば」と期待している。