“筆談ホステス”の斉藤りえさん 政界進出挑戦を表明
2015年02月25日 06:28
芸能
斉藤さんは「何故、聴覚障がい者、元ホステスが、政治家に?と驚かれる方が多いことと存じております。障がい者の方々が眠っている能力を開花でき、もっと活躍できるように、そのサポートがしたいとずっと考えておりました」とし、4年前にも声を掛けてくれた知人の議員から、再び声を掛けてもらい「私の志すものが政治で活かせるならば、地元北区のためにお役に立てるならと今度こそ、決意いたしました」という。
「私自身は、聴覚障がい者であり、女性であり母親でもあります。主に『バリアフリー社会』『女性の社会進出』『少子化、育児』に対する政策に取り組みたいと考えております」と表明。議会活動についても、「しかし、これだけ技術などが進歩した現代において、“聞こえないこと”は必ず乗り越えられると思っております」と前向きだ。また、「受け入れる議会側に現在、聴覚障害者を前提とした仕組みはありませんので、その変革に最初はご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが、議会からまず本当の『障がい者へのバリアフリー』が起こること自体にも、大きな意義があるのではないでしょうか」と自身の存在で、バリアフリーへの改革を行いたいという意志を見せている。