ピース又吉の小説 さんまが主役名乗り「20代の芸人の話なのに…」
2015年02月27日 07:04
芸能
「火花」は主人公の漫才師と、4歳年上の師匠との交流を軸に、若手の苦悩と葛藤を描く。掲載号は同誌史上初の増刷、3月11日には単行本として初版15万部という異例の規模で発売される。「映画化してティム・バートンのように監督も狙う?」と聞かれた又吉は「そんなことはないです」。だが、「20代の芸人2人の話なのに、この前さんまさんから“主人公は俺にやらせろ”と言われた」と、早くも映像化を予測した大先輩からオファーを受けたという。
「漫才ギャング」などで映画俳優もこなす綾部も「僕も呼んで」と直談判。「今年から呼び捨てをやめて“又吉君”と呼んでる。4月には“先生”と呼ぶ」とゴマすり戦法で売り込んだ。“作家先生”扱いに戸惑い気味の又吉の隣で、綾部は「僕も“熟女論”という8ミリぐらいの薄い本を出してます」とアピールし、笑いを誘っていた。