ドクター・中松氏 がんと戦うため歌手デビュー「自分の命を救うのは自分」
2015年04月18日 19:54
芸能
「私のがんは世界にまったく治療法がない。他の医者では治せないので私自身が発明するしかない」という思いで発明をしていた中松氏。「10の発明をする」と公約しており、今回の歌手デビューは「10分の1、その第一歩です」とした。「ガン患者で86歳で世界デビュー、すごいことが始まっている。自分の命を救うのは自分しかいない。命を救うためには歌手デビューもいたし方ない」と驚きの決断に至った思いを明かした。
楽曲が埋め込まれた治療具を耳にさすことで、信号を注入し、大脳を刺激する治療法、DNT-1(ドクター・中松・セラピー)の一環での歌手デビュー。「今までになかった発明。がんを駆逐する理論に基づく、歌手デビューなんです」。中松氏自ら作詞を担当。「聞くだけではまったく効果もないし、歌詞を見るだけでも効果はない。モーツァルトを聞いてもがんの治療にはならないんです。がん患者である私が歌わないと価値がない。一般の歌のうまい人が歌っても意味がない」と自らの曲を自らが歌うことに意味があると強調した。
宣告された余命の終わりまで残り257日。「体調は非常に悪い。声もしやがれ声なんですけど」と話した中松氏だが、この日も手拍子をしながら歌を披露。「257日のうちに残り9つ(の発明)を完成させなければ死ぬと。これを実行するために歌手にならないといけないんです」と力を込めた。18日に日本語版と英語版を同時に配信開始。6月24日には両方を収録した2曲入りのCDが発売される。