ピース又吉「火花」は三島由紀夫賞逃す…お笑い芸人、快挙ならず
2015年05月14日 19:08
芸能
また、3月11日に発売された単行本も発売当日に重版が決まるなど、わずか1週間足らずで累計発行部数が35万部に達する大人気だったが、朗報は届かなかった。
三島由紀夫賞は1987年に創設され、翌88年から選考・授賞を開始。対象は小説、評論、詩歌、戯曲で、第1回の受賞作品は高橋源一郎の「優雅で感傷的な日本野球」。2008年には、のちに芥川賞を受賞する田中慎弥も「切れた鎖」で受賞している。
今回の選考委員は川上弘美、高村薫、辻原登、平野啓一郎、町田康の5氏が務めた。選考結果は「新潮」7月号(6月5日発売)の誌上で各選考委員の選評とともに発表され、授賞式は6月26日に行われる。