河内家菊水丸 甲状腺乳頭がん乗り越え…20年ぶり復活CD
2015年05月28日 10:05
芸能
12年10月には、甲状腺の左葉(左側)に15ミリの乳頭がんと、リンパ節への転移、気管支への浸潤が判明。手術では、声を失う気管切開を何とか回避し、がんをすべて切除できた。「一時は引退もよぎった」という危機を乗り越えての節目に、「格別のものがある」としみじみ。同曲にも「暗い闇夜のその向こう 本日は晴天なり」などと、自身の思いに重なる前向きで希望あふれる歌詞が並ぶ。「病気を経験し、実感を込めて歌える」とした。
また、大阪都構想が住民投票で否決され、12月の任期限りでの政界引退を表明した橋下氏には、「ご恩がある」と告白。10年の上海万博で「大阪―上海友好盆踊り大会」の開催を決めた当時府知事の橋下氏から「真っ先にご指名いただいた」といい、「勇退されるならご恩返しに、新曲を歌いにいきたい」と熱望した。「悔いはない」と会見では晴れやかな顔で引退宣言した橋下氏の真意については、「僕の新曲を聴く時に“晴天なり”な表情をしてるかどうかで判断したいですね」と笑った。
同曲は、6月28日の35周年のパーティーも兼ねた盆踊りツアーの出陣式で舞台初披露する予定。