マッチ、鉄人レース日本代表!競技6年集大成「日の丸の重み感じる」
2015年06月10日 05:30
芸能
トライアスロンは友人に誘われたのをきっかけに始めて、これまでに14大会に出場。2~3年前から世界大会を視野に、同連合に出場意思とレースでの記録を申請していた。昨年4月の全日本トライアスロン宮古島大会などでのタイムを参考に同連合が推薦し、出場が決まった。
50~54歳の部の日本代表は5人で、世界14カ国から75人が出場する。内定通知を受けたのは半年前。15キロのランニングと30分の水泳、ウエートトレーニングを毎日行い、2カ月に1度のペースで合宿を敢行。3日間で自転車120キロを3本、水泳2キロを5~6本、ランニング15キロを5本こなしたこともあったという。
ただ、これまでの大会では完走が目標だったのに対し、今回は世界レベルでの真剣勝負。近藤は「全体的なスピードも違うだろうし、そんなに甘くないのは分かってる。75位にならないように頑張るしかない」と気合。今年はデビュー35周年イヤーで、7月19日から全国ツアーが開幕。ハードスケジュールになるが「ツアーの体力づくりや弾みになる。50代でも夢に届くんだというメッセージを伝えたい」と力が入っている。
▽世界ロングディスタンストライアスロン選手権 計51・5キロ(水泳1・5キロ、自転車40キロ、ランニング10キロ)の五輪種目に比べて、距離が長いトライアスロンの世界チャンピオンを決める大会で毎年開催。国内選考レースの上位選手から代表を選ぶエリート部門と、5歳刻みで設定された年代ごとの強豪選手が出場するエージ部門がある。