帯谷孝史 苦難の16年語る…たかじんさんに会えず「一番つらい」
2015年09月17日 09:45
芸能
謹慎処分後は、新喜劇の後輩だった知人が経営するエアコン清掃会社でアルバイト勤務。現在も同社で働き、生計を立てる。1人で帰る自宅について、「家にポットは3台あるよ。嫁はおらんけどね」と強がりの自虐ネタを披露した。
元妻との間には、息子3人を授かったが音信不通という。長男(30)とは12、13年前にケンカ別れし、「僕に一番似ている」と言う次男(25)は元妻の名字へ改名。三男(21)とも疎遠という。「会ってないから分からんけど、息子たちはまだ結婚してないはず。僕は4人きょうだいで、結婚したのが僕だけ。このままでは帯谷家の血が途絶えてしまう」とボヤいた。
会見では昨年1月に亡くなった歌手やしきたかじんさん(享年64)をしのんだ。その容姿から「新喜劇のやしきたかじん」と呼ばれた縁がある。「プラスになることなんか何もなかった」と振り返る11年間の謹慎で、テレビ局に出入りする機会が激減。テレビ番組のみ出演した、たかじんさんに会えず復帰報告はかなわなかった。「入院先が分からずうかがえなかった。会えなかったことが一番つらい」と悔やんだ。今後も新喜劇中心に活動するという。