ふなっしー ドラマ初主演「南極よりつらい」「ちょい出に限る」
2016年01月07日 08:00
芸能
今回はふなっしーに、世間には知られていない別の顔(探偵)があるという設定。代々警察官の平塚家に協力し、現在は芝臨海警察署の刑事・平塚平助(アンジャッシュ・児嶋一哉)とコンビを組む。物語は、東京都内で連続爆破事件が起きるところからスタート。犯人から爆破予告が届く中、ふなっしーと平助は事件解決に挑む。サスペンスだが、ふなっしーの魅力を生かし、ファミリーで楽しめるストーリーが展開される。
――フジテレビ「家族の裏事情」(2013年10月クール)などドラマ出演は多数ありますが、主演は今回が初です。
「これがね、残念ながら主演のプレッシャーはなかったなっしなー(笑い)。ただ、ホントに体力的には限界を感じたなっしなー。やっぱりね、ドラマはちょい出に限るなっしー(笑い)。ちょい出がベストと思うなっしー(笑い)。朝から晩まで、こんなに撮ると思わなかったなっしー。朝の5時から夜中の2時まで動きっぱなしだったなっしなー。で、次の日、朝7時入りしてくださいって言われるなっしー。ホントにね、梨汁があふれんばかりのロケだったなっしなー」
――役作りは?
「今回は探偵役ということで、10キロ減量したなっしー。本当?もちろんなっしよ。探偵役と結びつかない?そういう細かいこと、言っちゃダメなっしー!(笑い)探偵はシャープな動きが必要になるから、とりあえず、10キロ絞ったなっしー」
「それから、出番が多いということは、それだけ感情の起伏を表さなきゃいけないなと思って、そこの部分は結構、注意したなっしー。ドラマに呼ばれる時は、いつもハイテンションのふなっしーしか要求されなかったなっしー。今回は結構シリアスなシーンや泣かすシーンがあったので、そこはロバート・デ・ニーロの映画を見ながら学んだなっしー!」
――ロバート・デ・ニーロの作品は?
「『タクシードライバー』なっしー。また渋いのを選んだなっしなー」
――「タクシードライバー」はベトナム帰還兵の狂気を描く作品ですが…。
「ああいうシーンも大切なっしー!ああいうシーンから裏の感情を読み取りながら、今回に活かしたなっしー!」
――ふなっしーは物理的に表情が変わらないので、演技は大変だと思います。
「ボディーランゲージなっしなー。その辺の微妙な表現を感じ取ってくれたら、ホントにうれしいなっしなー。そうでなければCGでいいと思うなっしー(笑い)。CGで成立すると思うなっしー。わざわざふなっしーが演じるということは、そういう部分を見てほしいなっしなー」
――ふなっしーの活動時間は20~30分と聞いていますが、撮影は大変でしたか?
「だから、1カット撮るごとに梨の妖精界に帰ったなっしー。パーティション(仕切り)的なの梨の妖精界をつくっていただいて、そこの中で一生懸命、扇風機を浴びていたなっしー(笑い)。ずっと出たり入ったりだったなっしなー。朝から晩まで撮影ので、撮休の日をつくっていただいたなっしなー。それで完走できたなと思うなっしー。撮休がなかったら、たぶんね、今ごろ病院に行っていると思うなっしー(笑い)。年末を病院で過ごしたと思うなっしー(笑い)。正直ね、南極(昨年5月放送「ふなっしーの南極大冒険!」)よりつらかったなっしなー」