2015年映画興収は2171億円、アニメ好調で00年以降歴代2位の好成績
2016年01月26日 15:18
芸能
洋画は「ジュラシック・ワールド」(95億3000万円)、「ベイマックス」(91億8000万円)とシリーズもの、アニメが強さを発揮。邦画と洋画の構成比も55・4%対44・6%となり、11年以降の洋画の盛り返しに拍車をかけた。また、平均入場料金が1303円と、IMAXや4DXなど追加料金が発生する作品に人気が集まったことも、興収を押し上げる結果となった。
一方の観客動員は、前年比103・4%の微増。映連がかねて掲げている2億人という目標まではまだ長い道のりとなるが、「映画館へ行こう!」実行委員会の委員長も務める岡田裕介会長は、「毎月1日のツイートデーなどいろいろなキャンペーンを行っているが、浸透しきれていない。まだまだ努力が足りない」とさらなる奮起を誓った。