尾木ママ「声がまだ響いている」教え子との思い出に沈痛表情

2016年01月26日 15:50

芸能

尾木ママ「声がまだ響いている」教え子との思い出に沈痛表情
尾木直樹教授
 教育評論家の尾木直樹氏(69)が26日、フジテレビ系「直撃LIVEグッディ」(月~金曜後1・55)に生出演。長野県軽井沢町のスキーバス転落事故で犠牲になったゼミ生4人との思い出を振り返り「声がまだ響いている」「一人一人の中身はすごい重いものだった」など悲痛な胸の内を吐露した。
 事故ではゼミ生10人が巻き込まれ、うち4人が犠牲に。その4人との思い出を沈痛な表情で語り出した。ゼミ長だった3年の西原季輝さんには、事故2日前に開催された新年会で尾木氏の誕生日をサプライズで祝ってもらったといい「ケーキのプレートに“バラエティーでも頑張ってください”って書いてあって。そんなことを言われたのは初めてだったのでうれしくて声が今でも響いているんです」と、愛おしさを込めて話した。

 これから社会の一員として送り出そうとしていた矢先のまさかのつらい別れ。「若い命が亡くなったと言われるのはつらいけれど、一人一人の中身はすごい重いものだった。しっかり生きていたと思う」と絞り出すように話した尾木氏。命は取り留めたもののいまだ入院を余儀なくされている生徒、ツアーには参加しなかったが“先輩の死”という衝撃でテストが手につかない下級生もいるという。「本当に大変なことをしてくれたなと思う」と、最後はいまだにおさまることのないツアー会社、バス会社への怒りをあらわにしていた。
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