広瀬すず 成長の裏に樹木希林の言葉「いろんなもの増えた濃い一年」
2016年05月03日 10:00
芸能
元気いっぱいのイメージだが、感情を表に出す性格ではなく「全てに対して我慢強い。だから考えすぎて疲れたり、どうしたらいいか分からなくなる時はしょっちゅうあります」と明かす。
そんな時のストレス発散法は、洋服を買うことと一人カラオケ。歌うのは、AKB48やB’zのほか、RCサクセションの「雨あがりの夜空に」もお気に入り。「“ちはや”のみんなでカラオケに行ったときに、(野村)周平くんが歌っているのを聞いていいなと思って覚えました。大きい声を出して、2、3時間好きな歌を歌いっ放しです」。
私生活では高校生活が残り1年を切った。卒業後にやりたいことは一人暮らし。「一人が好きで、オフの日も一人でいたいタイプ。お母さんと“ご飯どうする?”とかしゃべるのも面倒くさくなっちゃうし、一人の空間がストレス発散になったりする」と説明。「でも一人暮らしをしたらずっと引きこもってると思う。けっこうインドア派なんです」と、はにかみながら話した。
4月29日に行われた「ちはやふる―下の句―」の初日舞台あいさつでは、続編の製作決定がサプライズで発表され、こらえ切れずに号泣。現場で泣き言を言わなかったヒロインの涙に、思わず製作陣がもらい泣きする姿が印象的だった。「女優になって良かったと思います。楽しいと思うことがたくさんある」と満面の笑みで言い切った。
「ちはやふる」は、百人一首の一句「千早振る 神代(かみよ)も聞かず竜田川 唐紅(からくれない)に水くくるとは」がモチーフで、「千早振る」は勢いが強いさまを表す言葉。“千早振る”活躍はこれからも続きそうだ。
◆広瀬 すず(ひろせ・すず)1998年(平10)6月19日、静岡県生まれの17歳。12年に「ミスセブンティーン」に選ばれ専属モデルに。13年にフジテレビのドラマ「幽(かす)かな彼女」で女優デビュー。14年に結婚情報誌「ゼクシィ」のCMガールに起用され話題になった。昨年、日本テレビ「学校のカイダン」でドラマ初主演し、アニメ映画「バケモノの子」で声優に初挑戦。炭酸飲料「マッチ」などのCMに出演中。映画「四月は君の嘘」が9月10日、「怒り」が同17日に公開。1メートル59。