「真田丸」第7話視聴率16・8% 信繁、秀吉と父の間で板挟み…
2016年05月30日 10:19
芸能
初回19・9%と好発進。第2話は20・1%で、NHK大河ドラマの20%超えは2013年「八重の桜」の初回21・4%以来3年ぶり。
大河ドラマ55作目。戦国時代最後の名将・真田幸村=本名・真田信繁(のぶしげ)の生涯を描く。ヒットメーカー・三谷幸喜氏(54)が「新選組!」(2004年)以来、2度目の大河脚本。タイトルの「真田丸」は大坂冬の陣で信繁が築いた最強の砦。同時に、家族の物語として一艘の船に例えた。演出は木村隆文氏ほか。
第21話は「戦端」。待望の嫡男誕生で勢いに乗る秀吉(小日向文世)は、北条氏政(高嶋政伸)に上洛するよう迫る。秀吉に臣従すべきという家康(内野聖陽)の勧めにも耳を貸そうとしない氏政は秀吉に対し、真田が治める沼田領を引き渡すという条件を突きつける。自らの領地を勝手に交渉の道具にされ、昌幸(草刈正雄)は「戦も辞さぬ」と激怒。戦国を終わらせようとする秀吉とそれにあらがう父の間で信繁(堺)は板挟みとなる…という展開だった。