「とと姉ちゃん」好調キープ、週間平均視聴率22・7% 8週連続の大台突破
2016年05月30日 10:08
芸能
各日の番組平均は、23日21・6%、24日22・7%、25日22・4%、26日23・7%、27日23・9%、28日21・9%だった。
昭和初期から高度経済成長期を背景に、亡き父親に代わり、一家の大黒柱として母親と2人の妹を守る「とと(=父)姉ちゃん」こと小橋常子(高畑)が戦後の東京で女性向け雑誌を創刊する姿を描く。モデルは雑誌「暮しの手帖」を創刊した大橋鎭子。
朝ドラ通算94作目。ドラマ「怪物くん」「妖怪人間ベム」、映画「ガチ☆ボーイ」「信長協奏曲」、アニメ「TIGER&BUNNY」などで知られる西田征史氏(41)が脚本を担当。演出は大河ドラマ「軍師官兵衛」などの大原拓氏ほか。主題歌「花束を君に」はシンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(33)が書き下ろし。5年半ぶりに音楽活動を再開した復帰作となった。10月1日まで全156回。
第8週は「常子、職業婦人になる」。歯磨き粉の商売を始めた常子(高畑充希)。改良を加え、練り歯磨きをチューブに入れて販売することを思いつくが、叔父の鉄郎(向井理)が仕出かしたトラブルによって、事業そのものは失敗。しかし、常子は「人のためになるものを作り、売る」ことの大切さを学ぶ。一方、鞠子(相楽樹)は大学へ進学したいと告白する。経済的な理由から反対する母・君子(木村多江)。初めてやりたいことを見つけたという鞠子に常子は共感し…という展開だった。