わずか半年で参院議員辞職 菅元首相「巨泉さんは本来の自由人」

2016年07月21日 08:18

芸能

わずか半年で参院議員辞職 菅元首相「巨泉さんは本来の自由人」
01年、参院予算委で小泉首相に質問する大橋巨泉さん
大橋巨泉さん死去
 巨泉さんは、01年に当時の民主党幹事長だった菅直人元首相から要請され、同7月の参院選比例代表に出馬。41万票超を獲得し同党トップで当選した。しかし、党議拘束に反してテロ対策支援法に基づく自衛隊派遣の国会承認に反対票を投じて厳重注意を受け、党幹部批判も繰り返し、02年1月に辞職した。

 都内のホテルで行った辞職会見では社民党の福島瑞穂参院議員らが「辞めないで」と詰め寄ったが、「このまま議員を続けていても選挙時の公約が果たせない」などと理由を説明した。

 菅氏は訃報を受けブログで「巨泉さんは本来の自由人で政党の党議拘束に従える人でなく辞職を決意。政治家としても筋を通した人だった」としのんだ。
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