現パルコ劇場“大トリ”南果歩 渡辺謙とは「共演したくなかった」
2016年08月07日 17:27
芸能
2人の「ラヴ・レターズ」は、渡辺が東日本大震災の復興支援のため、宮城県気仙沼市に立ち上げたカフェ「K―port」のオープニングイベントとして、2013年11月に1日だけ上演された。
南は「実は共演したくありませんでした。たまたま気仙沼限定で渡辺とやったんですが、まさか東京で声を掛けていただけるとは思っていなかったんですが、一瞬、えっ?と(長年コンビを組んだ仲村)トオル君じゃダメなのかなと思いました。夫婦でやるのはどうかなと思っていたんですが、そんなことも気にならないぐらい素晴らしい戯曲なので、舞台に立っている間は夫婦共演ということは忘れていましたが、できれば(夫婦共演は)これからは避けていきたいと思います」と笑いを交えながら心境。
「でも、パルコのために、やっぱり…」と言いかけると、渡辺が「言い訳がましいな」とツッコミを入れ、笑いを誘い、仲睦まじい様子。南は「大好きなパルコ劇場と、パルコ劇場を愛したたくさんの役者さんたち、そして観客の皆さんたちの思いを一緒に乗せてできればなと思い、今回、舞台に立ちました」と思い直した。
渡辺は「(新劇場に)また呼んでもらえるような自分でいたい。See you(シーユー)」、南は「ありがとう、パルコ」と劇場に感謝の言葉を贈った。