宝塚宙組トップ娘役、実咲凜音が退団会見「最後の日まで頑張りたい」
2016年08月24日 15:30
芸能
宝塚音楽学校時代からちょうど10年での退団となり「あっという間でした。必死で目の前のことをこなし、仲間や応援してくれた人がいなければここまで来られなかった」と話すと涙ぐんだ。
実咲は09年に入団。当初から歌唱力と可憐な舞台姿で注目の存在で、わずか入団4年だった12年8月に前トップ・凰稀(おうき)かなめの相手役としてトップ娘役に就任した。凰稀の退団後も、朝夏の相手役を務め9月9日、東京宝塚大劇場で開幕する「エリザベート」ではタイトルロールを演じる。「憧れていたエリザベートを演じることができ、夢の世界で私が夢を見て、夢を叶えさせてもらった」と目を輝かせ「最後の日まで頑張りたい」と結んだ。退団後は女優として再出発することも示唆した。サヨナラ公演は来年2月3日、兵庫・宝塚大劇場で開幕する「王妃の館/VIVA!FESTA!」(3月6日まで。東京公演は3月31日~4月30日)。