巨泉さん偲ぶ会にたけし、王氏ら 喪主寿々子さん「ほめて送ってあげて」
2016年09月05日 17:34
芸能
式典の隣には、展示スペースも用意され、趣味、仕事などさまざまな思い出の写真とともに、巨泉さんが司会を務めた「クイズダービー」「世界まるごとHOWマッチ」「11PM」のセットも再現された。
式典では、関口、王氏らが弔辞を述べた。王氏は「いろいろ教えていただきありがとうございました。お別れという気持ちが全然湧いてきません。私をかわいがっていただいたこと、今でもありがたく、感謝しています。これからも巨泉さんの存在はきょうお越しになった皆さんの胸に中には生き続けていくと思います。私もそう遠くなく、行けると思いますので、歓迎の準備をしていてください」と呼びかけ、関口も「王さんに遅れること、私もそちらに伺うことになると思います。後輩になるので、“おい、ひろし”と温かく迎えてください。お疲れ様でした」とメッセージを送った。
最後に祭壇の前に立った喪主の寿々子さんは「主人は大変わがままで知られておりましたが、そのわがままを補うほどの優しさを持っていました。優しくて、可愛らしかった。47年間、一緒にいられたこと、幸せに思っています。大変体は強かったのですが、がんのほうが強かったようです。きょうは泣かないつもりで、明るい送り会にさせていただきたい。きょうは皆さんでほめて、天に送ってあげてください」とあいさつし、涙を誘った。
会には関係者約600人、一般から約200人の計約800人が参列。報道関係は200人以上が集まった。