波乃久里子に旭日小綬章「いい本と演出家に恵まれた」 2016年11月03日 05:30 芸能 波乃久里子 女優波乃久里子(70、写真)は、旭日小綬章に「いい本と演出家に恵まれたことに感謝したい」と顔をほころばせた。 歌舞伎俳優の十七世中村勘三郎さんの長女に生まれ、4歳で初舞台を踏み、エネルギッシュに役者の道を突き進んだ。16歳で劇団新派入団。師である初代水谷八重子さんに憧れた。代表作は「婦系図」「明治一代女」。 2012年に最愛の弟、十八世勘三郎さんが57歳で死去。「いまだに亡くなったと思えない。弟は賞に無頓着な人だから、今回一番喜んでくれるのは賞が好きだった父でしょう」。現在70歳。「常に初々しく、白いキャンバスのようでありたいものです」とほほ笑んだ。