武田鉄矢「精霊…」で役作りに苦悩「アドリブが言える世界ではない」
2017年01月15日 14:32
芸能
バルサの故郷・カンバル王国の元氏族長・ラルーグ役で新たに加わった武田は「早い段階から台本をいただいて、半年ぐらい台本を睨んでいたが、何がなんだかわからなかった。いきなり神話世界が広がっているので、アドリブが言えるような世界ではなかった」と役作りに苦悩したことを告白。それでも「神話の中に身をおいて、与えられた役を演じていこうと。薄っぺらな正義や、何とかファーストというのが世界的には流行っているが、世界はそんな単純なものじゃない。呪われているような出来事が祝だったり、幸運なことも邪悪なものだったりする。一元の正義では測れないということを伝える、大きい物語だと思う」と物語の魅力を熱弁した。そんな中、「ごめんなさい、役名を忘れてしまった…」と苦笑する場面も。板垣から役名を教えてもらい、「自分の役を忘れるぐらいの神話世界です」と慌ててフォローし、笑いを誘った。
シリーズ第2弾となる「精霊の守り人 悲しき破壊神」(土曜後9・00)は21日にスタート。会見には第1シリーズから出演する東出昌大(28)も出席した。また、今回の会見には出席しなかったが、中川晃教(34)、降谷建志(37)、上地雄輔(37)、林家正蔵(54)らの第3シリーズへの出演も発表された。