寺島しのぶ長男・眞秀くん「歌舞伎やりたい」日仏ハーフ異例デビュー
2017年04月05日 05:30
芸能
眞秀くんは周囲も舌を巻くほどの歌舞伎好き。寺島は「昼夜通しで舞台を見ていても平気。小さい頃の私は飽きて楽屋で遊んでいたのに」と笑った。叔父の菊之助も「自ら父(菊五郎)に“歌舞伎をやりたい”と願い出た。子供ながらに覚悟をもっているのでしょう」と目を細めた。ただ「将来は何になりたい?」と聞かれると、「仮面ライダー!」と即答。会場を笑いに包み、人間国宝の祖父から“主役の座”を奪った。
今回は本名での出演のため正式な歌舞伎役者としてのデビューではない「初お目見え」で、昼の部の「魚屋宗五郎」に丁稚(でっち)役で出演。寺島は「4月と5月は女優の仕事はやりません」と、この2カ月は息子のサポートに集中。稽古も順調のようで「セリフは覚えた?」には「はい!」と元気に答えた。
今回の公演が菊五郎の父・尾上梅幸さんの二十三回忌追善も兼ねている。菊五郎は「孫が出てくれるのはうれしいことですね」と顔をほころばせた。