波瑠 不倫妻演じる覚悟吐露「共感できないけど、やらなきゃ仕方ない」
2017年05月06日 11:26
芸能
ただ、ドラマの本筋である美都と、その同級生で不倫相手の有島(鈴木伸之)の“ゲス不倫”もまた注目の的。美都は不倫への罪悪感もなく、平気で嘘をつき、当たり前のように不倫をし、不倫相手と温泉旅行へ行き、相手に妻子がいるとわかっても「私も結婚しているから」と言い放つ。有島もまた、出産祝いで不倫相手とランチに行ってしまうなど、そのゲスっぷりがスゴイ。ドラマとはいえ、あまりにひどい不倫劇に批判が集まっている。
これまで演じてきた役柄とはあまりにも違う、美都を演じ切る波瑠。不倫主婦を演じることへの批判があることも承知したうえで、ブログでは「柴犬トーク、戦慄でしたね。ぜーんぶ美都が悪いんですけどね。後ろめたさ、罪悪感ゼロなものですから。もちろん理解に及びませんが、仕方ないです。美都とはそういう人なのです」とさらり。「私は美都には共感できないけど、毎日やらなきゃ仕方ない」と覚悟を持って演じていることを明かした。
「面白いと言ってくださる方も、不倫劇を見ていて気分が悪くなる方もいらっしゃると思いますが、私達はただこのドラマを観てくださったことに感謝するだけです。こういう内容の作品ですからね。しょうもないとか馬鹿とか最低とか言われても、観て感想を抱いてもらうっていうことで私は報われるような気持ちです」と視聴者に感謝。「もちろん出た作品を観て、元気をもらえる!って言っていただけるほど嬉しいことはありません。今回は私自身ですら共感もできない、応援もできないような女性なので残念ながらという感じなのですが。笑」と笑いを交えて心情を吐露した。
「けれど私は、自分が何か得をするためにこのお仕事をしてるつもりもないので、わかりやすい言葉で言うなら損の連続になったとしてもいいのです」とキッパリ。「苦しくてもがいた時間の中から、自分が何を見つけられるかが大事ですし。苦労が大きければ大きいほど何かを自分の中に残してやる?って意地みたいなものですかね」とし、「意味のない時間なんてないです。というより、そう思える時間にするかしないかは自分次第だと思うのです。私は頭の中お花畑にして突っ走ります」と覚悟をづつった。