「天までとどけ」久々集合のきっかけは…三男・金杉さん死去 河相我聞「何とも言えない…」
2017年05月19日 20:31
芸能
今回番組は長男の正平役を務めた高尾晃市さんと連絡を取り、18年ぶりにテレビで子供たちが集合することになった。13人中9人が集合した場所は丸山家の象徴とも言うべきコの字型の食卓。久しぶりの再会を喜んだが全員が集まることは、もう叶わない。三男・公平役の金杉太朗さんは08年に他界したからだ。
金杉さんは08年3月に地下鉄のホームから誤って転落。意識不明の重体に。その後、意識は戻らず同年8月に脳挫傷で33歳という若さで死去した。
「天までとどけ」放送後も親交のあった次男・信平役の河相我聞(41)と四男・五郎役の須藤公一(39)が他の“きょうだい”と連絡を取り合い事故を説明。皮肉にも事故がきっかけで家族が久々に集まったという。河相は「(金杉さんが)役者を続けるか悩んでいたときで。でも仕事も決まったりしてこれからっていうときに…。何とも言えない気持ちになった」と振り返った。
金杉さんが天国に旅立ってから、家族で「公平の分まで精一杯生きる」というルールを決め、両親役の綿引と岡江も含めて毎年家族全員で集まることになったという。金杉さんのいる「天までとどけ」。本当の家族のような強いきずながあった。