こんな一面があったとは…鈴木亮平「宮沢賢治の食卓」の意外性
2017年06月23日 19:45
芸能
一般的には小説や詩を通してしか知ることができなかった宮沢賢治がどんな人物だったのか?という部分にもスポットが当たる。家族や仲間との日常も丁寧に描かれており、自分の稼ぎや食生活を犠牲にしてまで人と幸せを分かち合うという性格や、思い立ったらすぐに行動に移してしまうアグレッシブさは、彼の生み出した優しい詩や童話のイメージと違い、視聴者は意外に感じるのではないだろうか。
WOWOW加入者を対象とした番組視聴アンケート「WOWOWウォッチャー」(データニュース社、毎日1000人にアンケート)によると、「よくできたドラマ。こんな一面が賢治にあったとは知らなかった」(46歳男性)、「鈴木亮平さんがいいです!ほのぼのとしたストーリーに好感が持てます」(60歳女性)など、ストーリー・キャラクターともに好評で、満足度は初回4・25(5段階評価)と高満足度の基準3・7を大きく上回り、昨年以降のWOWOWドラマ枠「連続ドラマW」で最高のスタートダッシュを切った。
これまで作品に合わせてストイックな役作りが話題となってきた鈴木だが、今作は明るく健康的なイメージが賢治にぴったり当てはまっている。今後のストーリーとしては、のちに国民的作家となった賢治に影響を与えたであろう、運命の女性との切ない恋や最愛の妹の最期にどう向き合っていくのかにも注目だ。