ポール・マッカートニー初演技の海賊姿を初披露！ジョニデの叔父役

　元「ビートルズ」の英歌手ポール・マッカートニー（７５）が映画「パイレーツ・オブ・カリビアン／最後の海賊」（７月１日公開）に出演。初演技に挑んでいる。ポールが演じるのは、主人公ジャック・スパロウ（ジョニー・デップ）の叔父「アンクル・ジャック」役。その海賊姿が２７日、日本初お披露目された。 　シリーズ第５弾。５月２６日に全米公開され、大ヒット。今回解禁となった濃いアイメイクにワイルドに編み込まれたヒゲをたくえたポールのビジュアルは、まさに海賊。牢屋に投獄されたジャック・スパロウと偶然出会い、エキセントリックでユニークな会話を繰り広げ、歌声も披露している。

　ポールへの出演交渉をしたのは、デップ本人だったという。

　「ジャックが牢獄で叔父と鉢合わせするという奇妙なアイデアが僕の頭に浮かび、その役にはポール・マッカートニーがピッタリじゃないかと思ったんだ。彼は世界一優しい人物で、間違いなく最高の才能を持つ人物だけど、僕から彼に尋ねるだけの勇気が湧くかどうか、ちょっと不安だったよ。だけど、とにかく尋ねてみたんだ」

　共演を果たし、デップは「僕は本当に幸運だよ。これは素晴らしい賜りものさ。僕のためにポールがやってきて、演技をしてくれたなんて、本当にとんでもないことさ。彼は、ポール・マッカートニー役として以外で映画に出たのはこれが初めてなんだ。彼は、これまでキャラクターを演じたことはなかったんだよ。ポールが出演してくれたことを、僕は一生絶対に忘れないよ。ポールはビートルズで世界を変えた。彼は文化を変えた。そして今でも歌い続けている。彼こそが本当のインスピレーションさ。そんな偉大な男だから、僕には彼から永遠に目を離せないんだ」と感激している。