裕次郎さん“全国行脚”プラン 小樽の記念館26年の歴史に幕
2017年09月01日 05:30
芸能
小樽は裕次郎さんが幼少期を過ごした思い出の場所。91年にオープンし、衣装や愛車などの遺品、映画「黒部の太陽」のセットや出演作品の資料など生涯の足跡が展示された。これまで約2020万人が訪れたが、施設の老朽化が進んだため閉館を決めた。
この日は石原プロ所属の俳優陣による振る舞い酒も行われた。舘ひろし(67)は「石原さんはああいう方でしたから、今日もあんまりしんみりしたくない気持ちです」と笑顔でファンに語りかけた。神田正輝(66)も「先ほどお客さんに“ありがとう”という言葉を頂いた。それがとても心に残っています」と、今も裕次郎さんを愛し続けるファンの気持ちに思いをはせた。
閉館後、展示品の大半は都内の自宅に戻し、一部を小樽の美術館や図書館に寄贈する。全国を巡回する遺品展も計画しており、第1回は来年7月に都内で開催する予定となっている。