“騒動”真木よう子主演「セシルのもくろみ」最終回も苦戦4・3%

2017年09月08日 09:05

芸能

“騒動”真木よう子主演「セシルのもくろみ」最終回も苦戦4・3%
フジテレビ「セシルのもくろみ」の主演を務めた真木よう子 Photo By スポニチ
 冬コミ参加撤回、フォトマガジン出版企画中止など騒動が相次いだ女優の真木よう子(34)が主演を務めたフジテレビ「セシルのもくろみ」(木曜後10・00)の最終回(第9話)が7日に放送され、平均視聴率は4・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが8日、分かった。
 初回5・1%とスタートから苦戦。第2話=4・5%、第3話=4・8%、第4話=4・4%、第5話=3・8%、第6話=3・7%、第7話=4・4%、第8話=5・3%と推移。前回は自己最高をマークしたものの、最終回は1・0ポイント下落。最後まで苦戦が続いた。

 共演は吉瀬美智子(42)伊藤歩(37)板谷由夏(42)長谷川京子(39)金子ノブアキ(36)徳井義実(42)リリー・フランキー(53)ら。

 原作は直木賞作家の唯川恵氏(62)の同名小説。ファッション誌業界を舞台に、幸福を探し求める女性たちの姿を描く。脚本は「嫌われる勇気」などの、ひかわかよ氏。演出は澤田鎌作氏、並木道子氏、高野舞氏。主題歌は夜の本気ダンスの「TAKE MY HAND」。プロデュースは太田大氏、金城綾香氏、浅野澄美氏。

 最終回は、奈央(真木)は由華子(吉瀬)から、新しく立ち上げる雑誌のカバーモデルになってほしいと誘われる。大手IT系企業が「ジョワイユ」という女性誌を創刊するのだという。由華子に連れられて「ジョワイユ」の創刊準備室を訪れた奈央は、編集長を紹介される。それは、晴海書房を辞めたばかりの洵子(板谷)で…という展開だった。

 真木は8月25日、広く一般から資金を調達するクラウドファンディングの専用サイト「CAMPFIRE」を利用してフォトマガジンを自主制作し、12月に開催される「コミックマーケット93(冬コミ)」参加することを表明。しかし、高額の800万円の支援を求めたため、自費出版が原則のコミケへの理解を含めて批判的なコメントが相次ぎ、同28日に冬コミ参加を撤回。同30日にはフォトマガジン出版企画自体も中止した。

 同29日には「セシルのもくろみ」の撮影もキャンセル(同30日は参加)し、ツイッターアカウントを削除。同31日には所属事務所の公式サイトに「このたび、私が起こしてしまいました事柄により、皆さま方に多大なるご迷惑とご心配をおかけしてしまいました。どなたのせいでもなく、私自身の軽率さと、ばかさが原因だと猛省しております」と謝罪文を掲載。騒動が相次いでいた。
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