岡村隆史「やっぱりめちゃイケに育ててもらった」と感謝
2017年10月11日 16:00
芸能
岡村が得意とするダンスをはじめ、自分自身を心身ともに追い込んでくものばかり。「楽しくはない」「しんどかった」と話し出せば愚痴も止まらないが、「そういうのが溜まりに溜まって、40歳の時に僕、半年休んだと思う。よくこの時に休まなかったなと。若いから乗り切れたんやなって思えますけど」と苦笑い。岡村は2010年6月から体調不良で約半年間、芸能活動を休止。同年11月の同番組で復帰した。
それだけに、岡村にとって番組開始21周年を迎えた「めちゃイケ」という番組は特別なもの。「番組が始まったのは26(歳)ぐらいの時。そんな若手だけで土曜8時が務まるのかという感じでしたけど、やっぱりめちゃイケに育ててもらったという思いはめちゃイケメンバー全員にある。(スタッフから)やるんだ!と言われたら、やります!としか言えない。そういうチームでやってきたし、僕だけじゃない。それは昔から変わらない。これ(めちゃイケ)があったから、(他のメンバーも)今の自分らがあると思っているやろうなと思う」と番組への思いを吐露した。
そんな番組の中でも「岡村オファーシリーズ」はまさに看板企画と言える。「オファーシリーズなんか逆に気持ちがいいんです」と岡村。「こんなに預けてもらっているけど、今回のオファーも47(歳)でこんだけ激しくやって、本番前にパチッて腱でも1本切れたら本番できないですけど、どうお考えでしょうか?って。大丈夫なのかな?って。ましてや、40(歳)の時に休んでますけど、こんだけ自分を追い込んで、また休むという危険性はお考えではないんでしょうか?」とスタッフに素朴な疑問を投げかけつつ、「こんだけ預けられているのなら、プレッシャーもあるんですけど、じゃあ、やってやろう!ってなる。背負った分、やったるで!という気持ちになる。めちゃイケに関してはやるだけやるんだ!という気持ちでやらせてもらっている」とキッパリ。
それでも「(成功しても)誰も何も言ってくれない。もっと良かったね!とか、ほめてほしい」とボヤキを忘れなかった。記念すべき20周年作品となる第15弾では、歌手の三浦大知(30)の全国ツアーの埼玉公演にダンサーとして参加した。
和製マイケル・ジャクソンと言われる三浦の超絶ダンスを8月初旬から猛特訓した岡村。「振付がメチャメチャ難しくて、全部変なんです。見たことないというか…。本当に大丈夫なのかなと。『ライオンキング』の時もちょっと思ったんですけど、それ以上だった。自主練するタイプなんですけど、一番練習した。火水木であとは自宅練習。その間はノーギャラ。家に帰っても曲を流して覚えるしかない。車の中でも新幹線での移動でもずっと聞いてましたから。もうずっと、2カ月間、三浦大知やった」としみじみ。
それでも「得意な分野なので、一番自分が出しやすいかなという部分はある」と岡村の原点であるダンスでの挑戦には思いがある。「面白い人がモテると言われる時代ですけど、モテているのは一部。何かプラスアルファがないと。美味しいご飯を知っているとかないと、佐々木希クラスはいけない。ダンスは一番モテるんじゃないかというところがある。今回もこれやったらモテるんじゃないかっていう思いもあった」とニヤリ。
「オンエア後、絶対モテるんだという人参をぶら下げて頑張りました。現に、オカザイルの時もモテもしたから。今回はダンサーさんを主に狙っている」と本音をもらしつつ、「それなりのところにはもっていけた」と今回の企画にも期待感をあおった。