岡村隆史 オファーシリーズ20周年 SMAPコンサートがすべてのきっかけだった
2017年10月11日 16:00
芸能
これまでのオファーを振り返り、「いろいろやった中でも、(一番印象的なのは)1回目のSMAPのコンサートですかね」と岡村。「今でも、ふと思うんですけど、当時は何がおもろいんやろうなと思ってしまったんです。ジャニーズJr.に混じって踊りました、でも、コレの何が面白いと思ってもらえるんやろって。(その時は)わからなくて、相方に“コレ、おもろかったんか?”と聞いたら、“今までのめちゃイケで一番おもろかったと思うで”と言われて。それでも、そうかな?と(疑問だった)。総合演出にこんな企画、2度とやりません!って、ブチ切れて、打ち上げにも行かず帰ったんです」と手応えを感じられなかった当時の思いを吐露。
それでも、オンエアを見て、そんな思いは吹っ飛んだ。「おもろいな、コレと思って。すいませんでした…みたいになって、総合演出に謝ったんです」と笑った。最新作でもそうだが、今でこそ、長期間準備をして挑む企画となっているが、SMAPのコンサートへの準備期間はわずか1日だった。岡村がダンスを得意としていたからこそ、総合演出から「何曲も踊れ」「ジャニーズJr.は数分の振り付けで踊れている」とムチャぶりされたという。
「パートを減らしてくれ!」と懇願するも却下されたといい、「絶対無理やと思った。あの時はほぼ寝ずに振りをやったのを覚えてますね」と苦笑。「(本番では)一番端やったんので、誰も見てないんですけどね。みんなSMAP見てるし」とボヤきつつ、「ずっと練習してやるんじゃくて、この期間でできないと意味がないとよく言われていた」と続けた。
結果はご存知の通り、見事に成功。お茶の間に笑いと感動を届けた。その後も、さまざまなオファーに応え続けた岡村。すべてのオファーにそれぞれの思いはある。それでも「これがなかったら、オファーシリーズも20周年を迎えられなかった」とすべてのきっかけだったSMAPコンサートに感慨深げだった。