フジテレビ2番組終了スクープの舞台裏…新社長が示した強い決意
2017年11月12日 12:20
芸能
リポーター スポニチのスクープだったよね。
本紙デスク 元々業界関係者から「来春、フジが大変なことになるぞ」とか「お台場を張っておけ」と言われていて「大改編」の予感はあったんだ。
ワイドデスク フジは近年、ずっと視聴率が低迷しているからね。
週刊誌記者 そんな中でも「終わる、終わる」と言われて終わっていなかったのが2番組。終了報道も1度や2度じゃないくらい出ていたよね。
リポーター 2番組とも20年以上にわたってフジの黄金期を支え、局の枠を超えてブームや時代をつくった番組。「バラエティー王国」の象徴とも言える存在だったから、フジとしても簡単に終わらせることはできなかったんだろうね。
ワイドデスク それが今回は2番組を同時に終わらせる。業界内の波紋も大きいんじゃないの?
本紙デスク うちが最初につかんだのも「“めちゃイケ”か“みなさん”か、どちらかの終了が決まった」という情報。それが取材を進めていくうちに「2番組を同時に終わらせる」という話が出てきてビックリしたんだよ。
週刊誌記者 フジは今年6月に宮内正喜新社長が就任したばかり。10月の改編は前体制から引き継ぐ部分が大きいから、今回が事実上初めての改編。いきなり、改革に向けて強い決意を局内外に示したことになったね。
ワイドデスク 亀山千広前社長の時も、就任翌年の2014年3月に「笑っていいとも!」を終了させた。大きな決断をするには、いいタイミングだったのかもしれない。
リポーター これでフジは「いいとも」、昨年の「SMAP×SMAP」に続いて看板番組を終わらせることになるね。
本紙デスク かつて12年連続で視聴率3冠王を獲得した時代を知っている人間からすると隔世の感があるよ。「みなさん」も「めちゃイケ」も終了まで約半年。大いに盛り上げて有終の美を飾ってもらいたいね。