役所広司主演「陸王」第9話は15・7% 最終回へ好調キープ
2017年12月18日 10:00
芸能
その中、第1話=14・7%、第2話=14・0%、第3話=15・0%、第4話=14・5%、第5話=16・8%、第6話=16・4%、第7話=14・7%と好調に推移。第8話=17・5%と自己最高をマークした。
昨年7月に発売された作家・池井戸潤氏の同名小説(集英社)をドラマ化。同局による池井戸氏作品のドラマ化は「半沢直樹」(2013年10月クール)「ルーズヴェルト・ゲーム」(14年4月クール)「下町ロケット」(15年10月クール)に続き、4回目。経営危機にある創業100年以上の老舗足袋業者「こはぜ屋」が会社存続を懸け、ランニングシューズ“陸王”の開発に挑む企業再生ストーリー。脚本・八津弘幸氏、チーフ演出・福澤克雄氏のゴールデンコンビが、またもタッグを組んだ。
役所の連続ドラマ主演は02年のフジテレビ「盤嶽の一生」以来15年ぶり。TBSの連ドラ主演となると、1997年7月クール「オトナの男」以来20年ぶり。こはぜ屋の4代目社長・宮沢紘一を演じる。紘一の長男・大地に山崎賢人(23)、こはぜ屋のランニングシューズを履く「ダイワ食品」陸上部の長距離ランナー・茂木裕人に竹内涼真(24)と今をときめく若手人気俳優をキャスティング。箱根駅伝3連覇の青学大陸上競技部長距離ブロックの原晋監督(50)が走法指導と監修として参加。竹内らランナー役の出演者を鍛え上げた。
第9話は、窮地に陥るこはぜ屋の起死回生の手段として、宮沢(役所)はフェリックスの御園(松岡修造)からの買収話に応じようとする。その条件は、こはぜ屋にも決して悪くはない。しかし、聞きつけたあけみ(阿川佐和子)らこはぜ屋の社員は猛反発し、社内は決裂。頭を抱える宮沢に、飯山(寺尾聰)は買収話には更なる裏が何かあるのではないかと言う。一方、“陸王”なき今、茂木(竹内)はRIIに再び足を入れ…という展開だった。