「直虎」全50回平均視聴率12・8% 高評価も歴代ワースト2位
2017年12月18日 10:00
芸能
大河ドラマ56作目。男性の名で家督を継ぎ、戦国時代を生き抜いた女性城主・井伊直虎(柴咲)の激動の生涯を描いた。脚本はNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で向田邦子賞、橋田賞に輝いた森下氏。TBS「世界の中心で、愛をさけぶ」「白夜行」「JIN―仁―」「とんび」「天皇の料理番」などで知られ、初の大河脚本。演出は渡辺一貴氏、福井充広氏、藤並英樹氏が務めた。
高橋が演じた小野政次が第33話(8月20日)で磔(はりつけ)の刑に。壮絶な最期を遂げ、インターネット上には“政次ロス”が広がり、異例の追悼CD「鶴のうた」が緊急発売された。また、名作映画などをパロディーした毎回のサブタイトルも話題になった。
最終回は「石を継ぐ者」。本能寺の変によって信長(市川海老蔵)は討ち取られ、直虎(柴咲)の手助けによって家康(阿部サダヲ)は無事、三河へと戻る。明智(光石研)が京を追われたと聞いた直虎は、龍雲丸(柳楽優弥)と別れ、堺を後にする。井伊谷に戻った直虎は保護していた明智の遺児を逃がそうとするが、万千代(菅田将暉)はその身柄を徳川に引き渡すよう要求する…という展開だった。