真屋順子さん 死因は全身衰弱 長男「夢を見ているような、静かで、とても穏やかな最期」
2018年01月10日 19:17
芸能
15年4月に脳梗塞を発症し、都内の病院で治療とリハビリに励んでいた。最期を看取った健一郎氏は「17年間の闘病の荷を降ろし、夢を見ているような、静かで、とても穏やかな最期でありました」と記した。
真屋さんは00年に脳出血で倒れ、左半身まひなど後遺症が生じたものの、03年に舞台復帰。健一郎氏はこの時の様子を「自分の生きる姿を“ありのまま”にお見せすることが、女優として出来ることの全てであり、謹んで感謝を申し上げることだという信念を持ちました」と振り返り「その信念を貫いた生涯でありました」とした。
健一郎氏は真屋さんの支援者らに向けて感謝の言葉を重ねながら「残された家族としては、ただただ切なく寂しい気持ちで一杯ですが、真屋を愛していただいた皆様の心の中に、母のあの笑顔を感じる時がございます。今はそれを私の勇気にさせていただいています。これからも真屋順子の姿が、皆様の元気となれば果報です」とつづり「ひとつの区切りはありましたが、“ありのまま”はまだ続いています」と結んだ。
文章は真屋さんの誕生日の1月8日付。真屋さんが穏やかな笑顔を浮かべる写真も一緒に掲載された。