女優の広瀬アリス(23)が3日、都内で行われた主演映画「巫女っちゃけん。」(グ・スーヨン監督)初日舞台あいさつに出席した。
神社で巫女のアルバイトをしている就活生のしわす(広瀬)を主人公に繰り広げられる物語。将来に夢や希望を見いだせないしわすの前に、無口な5歳の悪ガキ(山口太幹)が現れたことから騒動に巻き込まれる。撮影は約1年半前に行われており、ようやく初日を迎えた広瀬は「とてもうれしい。この作品がたくさんの方に観ていただきたい」とにっこり。撮影時は21歳だったが、現在は23歳の広瀬に対して共演したリリー・フランキー(54)は「銀座で店1軒持ったような…」と成長を“リリー節”でイジり、さらに広瀬の衣装である暖色系のドレスの柄を「これは人間の筋肉をむいた時の?」と表現し、会場を笑わせた。
また撮影時のエピソードとして広瀬がMEGUMI(36)にアドリブで「ババア!」と呼ばわりしたことを告白。MEGUMIは「ババアって言われてびっくりして、いい返しができなくて『バーカ!』という謎の返しになってしまった」と苦笑しながら回想し、広瀬も「なんてひどいことを…」と反省していた。
この日が節分とあり、舞台あいさつでは豆まきが実施された。かけ声とともに、広瀬ら役者陣は袋に入った豆をファンに投げ、無病息災と大ヒットを祈願した。