ネタは直感から…栗田貫一が明かす「ものまねが生まれる瞬間」
2018年03月20日 11:00
芸能
この発想の延長線上にあるのが「もしもシリーズ」だ。テレビ朝日の刑事ドラマ「相棒」の主人公、杉下右京が声を荒らげているさまが「ドナルドダックに似ている」と着想。「もしも杉下がドナルドダックになったら」として、ドナルドダックで犯人を追い込むネタを発案した。
直感をもとにまねをする対象を見つけ、作り込んでいくのがクリカン流だ。「一番得意なものまね?ないね。強いて言えば全部。得意なものしかやらない。レパートリーは多い方じゃないけど、きちんとした一品を取りそろえている。厳選されたステーキ、しゃぶしゃぶ、天ぷら。絶品が20品もあれば十分でしょ」。さすが四天王の一角。自信に満ちあふれた持論に感心させられた。(記者コラム)