有働アナ NHK電撃退局、ジャーナリスト転身 争奪戦火ぶた
2018年04月04日 05:30
芸能
NHKは「独自の存在感でこれまで貢献していただき、感謝しています。今後も活躍されることを願っています」とした。同局がアナウンサーの退局に際してコメントを出すのは異例。有働アナの功績の大きさを改めて示す格好になった。
今後の所属先は決まっていないとみられ、退局発表と同時に芸能プロダクションやテレビ局は争奪戦の火ぶたを切った。私生活では5歳下の実業家と交際中だが、周囲は「結婚を前提にした退局ではないようです」としている。
有働アナは「あさイチ」を3月30日の放送をもって卒業したばかり。その翌日付での退局となった。番組で退局に触れなかったことについては「新たなスタートを切る“あさイチ”の門出を邪魔したくなく、ご報告が遅れましたことをお許しください」と陳謝している。
同局関係者によると、以前から周囲に「辞めようと思っている」と相談。昨年末で退局するという話を聞いた同僚もいた。関係者は「有働アナはニュース番組から紅白の司会まで、アナウンサーとしての仕事をやり尽くした。新しい世界に飛び出したくなったのでしょう」としている。
すでに収録が終わっているBSプレミアム「100年インタビュー」(5月12日放送)などは予定通り放送される。
◆有働 由美子(うどう・ゆみこ)1969年(昭44)3月22日生まれ、大阪府出身の49歳。神戸女学院大を卒業後、91年にNHK入局。98年長野五輪から04年アテネ五輪まで4大会連続で同局の五輪キャスターを担当。14年に初の著書「ウドウロク」を発売。趣味はゴルフ。中学から始めた剣道は2段の腕前で講演会を行ったこともある。血液型O。