福山雅治 半年にわたるライブの集大成「圧倒的一体感、ありがとうございます」
2018年05月27日 21:00
芸能
東京ドームのグラウンド中央に設置されたセンターステージの上には巨大バルーンが浮いている。通常は照明を設置するため4本の支柱を立てるが、「圧倒的ドーム感を出すため」360度の視界を確保。支柱を排除した。代わりにタンクローリー1台分のヘリウムガスを詰めたバルーンで2・9トンの照明機材をつり下げた。福山はこのバルーンを「徹子さん」と命名。前日のライブに黒柳徹子(84)が訪れたことを明かし、「“あれ、私の玉ねぎみたいね”とおっしゃったので、確かにその通り、と。実に面白い」と命名理由を説明した。照明の高さを下げる際には「徹子さ〜ん。ちょっと下りてきてください」と呼びかけ、笑いを誘った。
ライブ中盤ではバンドメンバーとジャムセッションを展開。ギターで堂々と渡り合い、演奏でも観客を魅了した。
「漂流せよ」「暗闇の中で飛べ」「Pop star」など未発売の新曲も多数披露。新曲への好反応に「圧倒的一体感、ありがとうございます」と感謝した。日本テレビのドラマ「正義のセ」主題歌「失敗学」は今ドーム公演がライブ初お披露目となった。
アンコールの「Peach!!」では福山のズボンのお尻の部分がペリッと外れ、Tバックを着用した臀部(でんぶ)型お面が露出する恒例の演出。お尻には「冬の大感謝祭」と書かれ、Tバックをズラすと「開催決定」の文字が。下ネタ好きの福山らしい方法で、毎年恒例年末ライブの2018年開催を発表した。
福山は3時間に及ぶライブを、「少年」のギター1本弾き語りで締めた。全25曲を披露し、51万人超を集めた一連のライブツアーは大団円。歌、ギター、トークにお尻で観衆を魅了した。