加藤浩次、阿波おどり問題で持論「対立している祭りに…行く人減る」総踊りで提案も
2018年08月14日 11:52
芸能
市側が中止に踏み切った背景にあるのが、昨年まで阿波おどりを主催していた市観光協会が抱えていた4億円の累積赤字。市は入場料収入をを増やすために人気が集中する総踊りを中止し、4つの演舞場に踊り手や観客を分散させる演出を導入した。
この事態に、MCを務める「ハリセンボン」の近藤春菜(35)は「市長としては、借金が4億円以上もあると分かったら、どうにかしないといけないと思うだろうし」と市側の判断に一定の理解を示しつつ、それでも、この日のために1年間頑張ってきた踊り手側の思いも分かると発言。全会場で見物できるワンデーチケット制にして料金を上げるなど「他のイベントを参考にしながら、何とか両者の折り合いがついて、納得できるようになればいい」と願った。
加藤は「警備がどれくらいかかるのか分からないし、物理的に難しいかもしれないけれど」と前置きして「総踊りの回数を増やせば、お客さんが増えるんじゃないの」と提言。踊り手の労力や経費の問題もあるが「回数を増やした方が、なくすよりもいい」と持論を披露した。
また、両者が反発し合う中での決行となり「市側と踊り手側が対立しているお祭りに行きたいって人は減るんじゃないかと思う」と、現状を憂慮。「一丸となって、ひとつになっているところにお客さんは行きたいと思うので、次回はそうなってほしい」と訴えた。