「ジョジョ」荒木飛呂彦氏 書き下ろし大型原画前にポロリ「ちょっと失敗した」
2018年08月21日 14:23
芸能
原画展では、完全新作の大型原画(2m×1・2m)12枚で構成された「裏切り者は常にいる」などが展示される。実際に展示された作品を見て、荒木氏は「創作していた場所と照明が違うので、自分で見ても新鮮」としみじみ。「描いた目的は見ている私たちの世界とのキャラクターの世界が一体化するということ」だとし、一体感を出すための一番のポイントは「目線、消失点」と説明。「キャラクターは人気ではなく、完全にシルエットで選びました。空条承太郎とディオは象徴的なキャラクターなので最初にそれを入れてという感じ」。そんな中、「ちょっと失敗した部分があって」と思わぬ告白も。「ディオのところの絵がちょっと背景が濃かったな」とポロリ。「(絵が)大きくてわからなかった。昨日見た時に濃いなって。そこがちょっと失敗して直したかった。でも、原画はライブなのでいいです」と話し、笑いを誘った。
原画展では、作品の世界観を表現する豊富な原画の数々はもちろん、気鋭のアーティストで・小谷元彦氏、森永邦彦氏、WOW氏との立体、映像のコラボ作品も楽しむことができる。10月1日まで(チケットは完全日時指定制)。