今でも街で「布美枝ちゃん!」 松下奈緒が語る朝ドラへの感謝
2018年10月10日 10:30
芸能
その言葉通り、物語が進むにつれて数字を上げ、最終回は最高視聴率23・6%をマーク。「ゲゲゲの女房」は流行語大賞の年間大賞に輝き、朝ドラの大きな転換点になった。松下も放送から8年が経った今でも「布美枝(ふみえ)ちゃん!」と役名で呼ばれることがあるという。「ゲゲゲの女房があったからこそ、今も仕事を続けていられる」と感謝する。
朝ドラの撮影期間は通常、約10カ月。役作りの時期を含めると、1年以上にわたって同じ役に向き合う。「いつの間にか、ヒロインが自分のことのように思えてくる。10代からおばあちゃんになるまで演じるんで、自分にしか分からないことも出てくる。最後は“自分にしかこの役はできない”と思っていました」
今回演じるのはヒロイン福子(安藤サクラ)を支える姉の克子役。「作品で描かれていないバックグラウンドを考えながら、時間をかけて克子さんに寄り添っていきたい」。8年ぶりに帰ってきた朝ドラ。「この8年で女優さんとして成長させてもらった部分がたくさんある」。その演技に注目したい。