沢田研二ドタキャン 空席に不満、自身で決定「責任僕にある」
2018年10月19日 05:30
芸能
だが、開演1時間前の中止により、大きな損害が発生。ライブ制作会社の関係者は「会場費や設営費など3000万〜4000万円はかかる」と説明した。この損害を被るのは興行権を持つイベント会社。動員数に関する契約は口約束のため、沢田に賠償を求める可能性もあるが、関係者は「歌手を訴えると、今後の仕事に影響が出る。実際に、今回の会社はこの先も沢田さんの3公演を主催する。泣き寝入りするほかないだろう」と話した。
音楽関係者は「一時代を築いたアーティストには、自分の現在の立ち位置を気にする人が多い。観客動員は大きな指標になるため、口約束だとしても譲れないこと」と沢田の気持ちを代弁した。
一方で、ツアー日程に疑問を呈する声も。興行関係者は「約半年間に関東だけで23公演、東京に限っても10公演ある。詰め込みすぎだ。いくらジュリーでも、この日程の中で1万人を集めるのは難しいだろう」と話した。